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診療報酬審査会の役割と亜鉛欠乏症の治療(Ⅱ))

 投稿者:倉澤 隆平  投稿日:2017年 2月19日(日)21時20分31秒
編集済
   ~あるべき保険診療は法律、規則の字句のみでは不可能~

 『診療報酬審査委員会の役割は【在るべき保険診療】が適切に行われる様に審査する』ことであるが、そのためには『法律、規則と現実に行われている医療の現場との齟齬を、単に字句に基づいてのみでなく、専門家の立場から埋めること』が審査委員会に課せられた大きな役割である。
 【現実の医療】は法律、規則の字句のみでは行えないことは自明のこと、だからこそ【在るべき保険診療】が適切に施行されるために専門家が必要で、審査委員は常に勉強・研修が求められている。
 そして審査委員会は多くの審査員の合議により決定されるから、現在の日本の現場の医療で、何が問題になっているか常に情報が提供され、議論されて【診療報酬審査委員会の役割】が担保されるのだが、、、、。

 2009年07月11日に本掲示板に投稿された『診療報酬審査委員会の役割』再掲する。
 2017年の現在の【亜鉛欠乏症の保険診療】にそれぞれの審査委員会は役割を果たしているのか?

2009年07月の投稿記事

最近まで、殆どの医師は勿論のこと、栄養学者も、製薬会社も国も、微量元素亜鉛が不足するなどと言うことは滅多に生じないものと考えていましたから、亜鉛欠乏症などと言う病気は殆ど無いものと考えられ、正式には亜鉛欠乏症に対する保険収載薬は存在しないのが現状です。しかし、もう皆さんお判りのごとく『多くの医師が考えているよりも、遙かに多くの亜鉛欠乏症患者さんがいる』ことが判って来ました。味覚障害は勿論のこと、大部分の原因の定かでない食欲不振、殆どの褥瘡、そして、最近ではいわゆる舌痛症の原因も殆どが亜鉛欠乏によることが明らかになってきました。かゆみや多くの皮膚疾患、その他多くの多彩な欠乏症状もあります。

  当然、現在は、殆ど無いものとされてきた亜鉛欠乏症の正式な保険適応薬はありませんが、幸いなことに亜鉛含有の胃潰瘍薬【プロマック】が存在し、当然、亜鉛欠乏症の治療薬として有効です。又、胃潰瘍薬としての治療経験から、長期間殆ど副作用もなく、且つ、安価で、大変使いやすい薬剤です。食欲不振などは翌日にも、劇的に食欲が回復することもあり、多くの褥瘡も劇的に軽快治癒して行きます。これからは舌痛症について、多くの亜鉛補充療法の追試がされれば、キット、これまで心身症的なものなどとされて、的確な治療法が無かった多くの症例に効果が認められることでしょう。

  諄いようですが、これまでの経過から、現在は正式な保険適応薬となってはいませんが、2009年7月5日投稿の『亜鉛製剤と保険診療』のごとく、現在の法律、規則上で、『亜鉛欠乏症の治療としての亜鉛補充療法に、亜鉛含有の胃潰瘍薬“プロマック”は保険上使用しうる。』と言えます。しかし、中には、規則をよく知らない審査員により、機械的に査定される可能性はあります。

  長野県と長崎県では、現在、亜鉛含有胃潰瘍薬プロマックを正式に亜鉛欠乏症の保険適応薬として認めています。それは、法律、規則上は使用可能と言っても、現在の複雑奇怪になってしまった診療報酬制度の元で、うっかり査定する審査員や亜鉛欠乏症の存在を知っても、可成り多くの医師が保険で使用できないのでないかと誤解しているなどを是正する必要があったからで、長野県では国保と社保の両審査委員会と医師会の三者で十分検討の上、正式に認めることとなりました。

  診療報酬審査委員会の役割として、適切な保険医療が行われ、その結果、保険財源が適切に活用される様努めていますが、医学医療の急速な進歩や大変広範囲にわたる医療の現場には、法律や規則の字句とで合わないことは無数にあります。法は法として守ること大切ですが、法律、規則とその現実に行われている医療の現場との齟齬を専門家の立場から埋める大きな役割が審査委員会にはあります。字句に基づいてのみ、主に診療報酬が決まるのならば、専門家は不要です。現在進行のコンピューター審査と事務官で足ります。

  長野県では、社保、国保の両診療報酬審査委員会と県医師会の三者で常に連携をとって、ローカル.ルールを決めています。例えば、WHOがモルヒネについて、緩和医療での癌の疼痛に対して、極量の制限を外す勧告を発表した時、国保の審査会では、専門部会に諮問し、慎重に検討して、直ぐに勧告に従って極量の制限を外しました。その後三者で協議して、長野県は全国の中で最も早く極量を外して、緩和医療で適切なモルヒネが使用される様になったと言えます。

  現在では当たり前となっているインシュリン自己注射も、昔は毎日、医療機関で注射を受けなければならない様な、現在ではとても信じられない法律、規則でした。長野県では、『長野県方式』と言うインシュリン自己注射方式を編み出して、それがモデルとなって、全国的に保険に収載される様になりました。診療報酬審査委員会とは長野県ではこの様な役割があるものとされています。プロマックの正式な保険適用もこの一環でした。

  一方、医薬品が保険適応になったからと言って、それが医療の現場で無条件に使用できる訳でもありません。特に、抗生物質や血漿蛋白製剤などは、長野県では可成りきつく適切な適応の使用が求められています。ご参考に慣れが幸いです。

http://www.ryu-kurasawa.com

 
 

診療報酬審査会の役割と亜鉛欠乏症の治療(Ⅰ)

 投稿者:倉澤 隆平  投稿日:2017年 2月12日(日)21時06分15秒
編集済
   2月4日(土)第14回亜鉛栄養治療研究会が大阪で開催された。
 その懇親会の席で【まだ、亜鉛欠乏症である褥瘡の治療などでのプロマック(ポラプレジンク)の処方が適当に査定される。安い薬なので査定されても仕方ないから処方している。】との話を耳打ちされた。

 2002年に多彩な亜鉛欠乏症の存在に気が付き、それから15年間、論文、学会、書物、特に、全国各地での180回を超える講演会・研修会でその知見を広める努力をしてきたが、まだまだ努力不足であることを痛感した。
 それでも亜鉛欠乏症の知見が着々と広まり、昔、【体内にほんの2~3g含まれるという微量元素亜鉛の欠乏症など、普通の食事をしている限りない】とか【たった一元素の欠乏でそんな多彩な欠乏症など発症するはずがない】などと根拠もなく否定されたり、いわゆるその道の専門医達には【そんな馬鹿なこと生ずるはずがない】などと拒絶反応さえ示されて来た。

 現在、その【亜鉛欠乏症】の名詞をインターネットで検索すれば127,000件もヒットするようになった。
しかし、その治療薬について、現在、亜鉛を含有する医薬品としては、保険医療で正式には胃潰瘍の治療薬のプロマックしかない。にもかかわらず、現在も、未だに治療薬として使用可能なのかどうか問題とされている。

 しかし、現在の法律・規則の上で、日本全国どこにおいてでも『亜鉛欠乏症の治療としての亜鉛補充療法に、亜鉛含有の胃潰瘍薬“プロマック”は保険上使用しうる。』と言って良い。

 2009年7月5日。本掲示板に投稿した【亜鉛製剤と保険診療】の該当部を再掲する。

その根拠は??
 ①『いわゆる55年通知』で、現在も保険局長通知として生きている。
 昭和54年8月29日 日本医師会長 武見太郎と厚生大臣 橋本龍太郎により次のように合意され、厚生省保険局長通知として、昭和54年8月29日付書簡の主旨に基づき通知する。として、①保険診療における医薬品の取り扱いについては、厚生大臣が承認した効能又は効果、用法及び用量(以下「効能効果等」という。)によることとされているが、有効性及び安全性の確認された医薬品(副作用報告義務期間又は再審査の終了した医薬品をいう。)を薬理作用に基づいて処方した場合の取り扱いについては、学術上誤りなきを期し一層の適正化を図ること。②診療報酬明細書の医薬品の審査に当たっては、厚生大臣の承認した効能効果等を機械的に適用することによって都道府県間においてアンバランスを来すことのないようにすること。

 ②「低薬価薬剤の審査等の具体的取り扱い方針」について、平14. 5.21 保険発 521001で、2.具体的取り扱い方針 (1)「健胃消化剤、鎮咳剤など」の範囲について、「175円以下の薬剤の投与又は使用の原因となった傷病のうち、健胃消化剤、鎮咳剤などの投与又は使用の原因になった傷病から判断して、その発症が類推できる傷病については、傷病名を記載する必要がないものとすること。」とあるが、、、、、、。《細かなことは審査会などに聞かれたし》
 以上、上記の保険局長通知も、保険発 0521001も現在まで、変更も、廃止もされずに生きている。いかにも、医師の一般常識としても、一般の診療報酬審査委員の常識からも、そして何よりも現場の医療にとって至ってまっとうな、規則通知である。

 ただ、一般の診療報酬審査委員の中には、当然、やむを得ないことではあるが、現在の複雑奇怪な診療報酬制度の法、規則などに精通していない委員がいることは否定できない。又、最近は可成り、情報が発信されているとは言え、亜鉛欠乏症について、余りご存じない又は全く知らない審査委員も居られよう。そのような審査員が周辺と相談することもなく、事務チェックや最近進行しているコンピュウーター チェックに応じて、“厚生大臣の承認した効能効果等を機械的に適用することによって”正に機械的にうっかり!!査定をする可能性は否定できない。

 その場合は再審査に出して、その県の審査会の統一見解として、訂正してもらえばいい訳だが、そんな面倒なことといって、使用抑制がかかっている可能性がなきにしもあらずなので、文章として、先ず法律問題をキチッと記した。ただ、褥瘡とか食欲不振(亜鉛欠乏症)とでも傷病名欄に記載されれば、審査会に対しても親切ことと思うし、情報が充分入っていない審査会では、この知見をキチッと調べる契機となることと思う。
 長野県と長崎県は正式にプロマックを保険適用薬として認めている。次回はこれを契機に審査会の役割について、この件に則して、長野県の場合を書いてみようと思う。
 長野県で小生が、亜鉛欠乏症の治療成績をまとめたのも、この175円ルールによって、集めたものである。

 以上は2009年の話題である。もう10以上も前に、長野県、長崎県はもとより、全国の多くの審査会でも勉強をして、機械的に査定しないで認める方向に動いていたプロマックの亜鉛欠乏症の治療薬としての動きが、保険審査のコンピュータ化の流れの中で逆流現象を起こし、コンピューターで機械的にはじき出されたチェックをそのまま適当に機械的に査定する審査員の存在も否定できない。その意味では2004年の長野県の社保・国保の審査会と県医師会の決定は先見の明があったというべきであろう。

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プロマックは、長野県では平成16年に、保険診療上公式に亜鉛欠乏症の薬と認められた。

 投稿者:倉澤 隆平  投稿日:2017年 1月28日(土)09時53分14秒
   2002年(平成14年)秋。筆者らが多数の、多彩な亜鉛欠乏症の存在に気が付いた頃、亜鉛欠乏による味覚障害や透析患者の亜鉛不足による搔痒などへの適応薬が保険診療上で正式にはなく、
医薬品としては亜鉛含有の胃潰瘍薬プロマックが、一般に【胃潰瘍の病名をつけて】使用されるか、または酢酸亜鉛などの薬剤が院内処方薬として製造投与されている状態であった。
 長野県では、保険診療上の制度と現場との諸矛盾や保険医療上の諸問題を、社保、国保の両審査会および長野県医師会との三者で議論・検討し、より適切な保険医療が長野県の地で行われる様、伝統的に努力されており、その慎重な調査・議論・検討を通して、2004年(平成16年)には保険診療として、亜鉛欠乏症への対応がとられた。その経過をシリーズとして再掲載する。


『保険診療』No.302 長野県医師会発行 平成16年3月3日
「平成15年度 社保・国保審査委員会と県医役員等との合同懇談会 分科会協議結果」

内科分科会
<社保審査会>
3.プロマック顆粒の適応について
  亜鉛欠乏症に対して、プロマック顆粒の投与は認められるか。
  【適応等】亜鉛含有胃潰瘍治療剤「ポラプレジンク」 適応ー胃潰瘍
  (薬効上認めて良いのではと考えるが)
  【結果】
    「亜鉛欠乏症」に認めるが、常用量以上はコメントを要す。

<国保審査会>
6.亜鉛欠乏症に対するプロマックの使用について
 社保審査委員と連絡を取る中で「亜鉛欠乏症」という病名を付けて認める。また、使用量については様々な考え方があるということで、しばらく方向を見ることで一致している。
 しかし、プロマックを使用しての亜鉛の補充をする場合は、「亜鉛欠乏症」または「亜鉛欠乏症による~」という病名を付けることについて医師会からは正式に広報されていないため、正式に決定したい。

【結果】
 (前記、社保審査会から提出された項目と同じ)


以上として、長野県では両審査会の専門部会の調査・検討と両審査会合同での研修会等などの後、社保、国保審査会と長野県役員会との懇談会を経て、2004年(平成16)保険診療として認められた。
長崎県では2006.6 長崎県診療報酬審査会研修会で勉強会が開かれ、その後、長野県に次いで長崎県でも保険診療として認められたと聞く。

その数年後の全国各県のこの件の取り扱い状況では約2/3の件で黙認される状況になっていた。
ただ、審査のPC化から、審査会そのものが本来の機能を果たさなくなったのか、そのまま、いや論理的検討もされず?現在に至っている様に思われる。

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【褥瘡の全身療法・亜鉛補充療法の成果】の報告を!!

 投稿者:倉澤 隆平  投稿日:2016年12月25日(日)15時59分53秒
編集済
    今年の日本褥瘡学会学術集会は9月2日、パシフィコ横浜で開催されました。
 褥瘡は多数で、多彩な症状・疾患の亜鉛欠乏症の主要な疾患の一つです。でも、欠乏症ですから他の多くの亜鉛欠乏症と同じく、安価で安全且つ簡単な亜鉛補充療法と現在より軽度の局所療法で、比較的容易に治癒に導くことができ、また、予防することも可能です。

 亜鉛欠乏症の知見は、亜鉛不足のためとは知らずに悩み苦しむ多くの人々の疾病の治療のみでなく、一般国民の日常の健康や保健にも大きく関わる重要な問題と考えて、臨床や基礎の学会での発表、論文や文書・書籍、亜鉛欠乏症のホームページ等などや全国各地を巡っての医師会・大学や病院等の研修会や一般の諸集会等などでの講演と、あらゆる機会を捉えてその周知に努力してきました。亜鉛は当然生命に必須なミネラルでもあります。

 しかし、亜鉛欠乏症のあまりにも多彩な症状や疾患から、また、あまりにも専門・細分化された臨床各科の医療の現場では、患者をヒト全体として診る視点に欠ける傾向があり、「たった一つの元素亜鉛の欠乏が原因である」とは受け入れ難く、長期間にわたり、この知見を無視したり、中には、拒絶反応をさえ示す医師も数多く存在しました。 また、今でも、まだまだこの事実を知らない医師が多数です。

 勿論、褥瘡学会関連についても、2008年の関東甲信静の地方会や関連の諸セミナー等や種々の会から、全国では2011年の福岡での第13回、2015年の金沢での第17回の日本褥瘡学会学術集会で、それぞれ一時間のランチョンセミナーで周知に努力してきました。

 しかし、今回の第18回の学術集会の分厚い抄録集に、「亜鉛」の文字がたった五カ所であることには全く驚いてしまいました。

 全国各地での講演では「褥瘡の主要因は亜鉛欠乏による皮膚の代謝障害である」ことを知り、「亜鉛補充の全身療法と適切な局所療法をすれば、褥瘡は比較的容易に治癒せしめうる」と実践している医療関係者は次第に多くなりつつあることを実感し、そこでの一番の問題は、『ポラプレジンク(亜鉛含有の胃潰瘍治療薬)を亜鉛欠乏症の治療薬として、褥瘡に処方すると査定する診療報酬審査委員会が未だにある。どうしたら良いだろう?』との質問に代表される治療薬の保険上の問題や薬剤の副作用、毒性など処方に関することなど、また、全身の栄養に関する食物のこと等などであると思っていました。

 しかし、広大な教育講演会場に詰めかけた多くの聴衆の真剣さと熱気から、また、口演会場の議論からは、「必ずしも容易には治癒に導けない現在の褥瘡の局所療法」に加えて「何か新たな局所療法の技術があるのではないか?」と、多くの学会員は局所療法の技術面にのみ関心があり、褥瘡の全身的創傷治癒の要因、特に亜鉛、のことはあまり知らないと言ってもよい様な学会の現状に、本当にびっくりしました。

 亜鉛欠乏症の第二ホームページ(http://www.ryu-kurasawa.com)に『第18回日本褥瘡学会学術集会に参加して(Ⅰ)~』として、種々の問題点を【亜鉛欠乏症・褥瘡・学会シリーズ】として掲載しました。是非ご訪問いただければ幸いです。

 現在、医学的にも医療的にも適切な亜鉛欠乏症の治療薬・ポラプレジンク(現在、唯一の医薬品)が亜鉛欠乏症の保険適応薬として正式に認められ、より適切な褥瘡治療がより早く進む様に、全国各地から【褥瘡の全身療法・亜鉛補充療法の成果】を、来年の日本褥瘡学会に、是非、是非ご報告いただきたいと心から思っています。

 尤も、ポラプレジンクは、褥瘡はじめ亜鉛欠乏症の治療薬として長野県や長崎県は当然のこと、現在は、殆ど全国どこの県の診療報酬審査委員会(余程、不勉強な診療報酬審査委員会を除いて)でも、先ず、査定されることはないはずです。

本掲示板 2009年7月5日投稿の『亜鉛製剤と保険診療』
     2009年7月11日投稿の『診療報酬審査委員会の役割』
     2010年3月4日投稿の『RE 亜鉛のお薬について』
  また 以上の掲示板はYahoo 検索で【亜鉛欠乏症 審査会 保険 治療薬】でも
     ほぼ  、トップよりヒットします。ご参照までに。

http://www.geocities.jp/ryu_kurasawa

 

どうぞ『亜鉛欠乏症の(第二)ホームページ』へ

 投稿者:倉澤 隆平  投稿日:2016年12月17日(土)18時01分20秒
       亜鉛欠乏症の第二ホームページを開設し、内容が次第に充実しつつあります。
 2006年開設した(旧)亜鉛欠乏症のホームページ:【Ryu.HOME】は10年間余にわたり、一般国民、臨床の医師はじめ医療関係者のみならず医学や疫学、栄養学や農学、土壌学等々や農林畜産業に関わる人々等々にも、さらには分子生物学や生命科学者等々の多数の方々のご訪問をいただきました。
 開設当初の『この飽食の時代に亜鉛欠乏症など、余程の特殊な状態でなければ、無い。』とか『たった一元素亜鉛の欠乏で、その様な多彩な症状・疾患が発症すると言う、そんな馬鹿なことがあるはずがない。』との根拠のない批判や拒絶反応・無視も今は減少し、『亜鉛欠乏症』の名詞が市民権を得たと言えそうです。

 HPの内容は勿論ですが、HPにリンクした掲示板での質疑応答・討論の欄に加えて、2012年には、急速に進歩発展しつつある分子生物学の手法を駆使した亜鉛生物学研究の成果や亜鉛欠乏症の臨床と疫学及び基礎的な研究の裏付けをPPT画像と音声に纏めた1時間程の講演のリンク等、日々の臨床の経験に基づく事実が認められたものでしょう。
 現在ではインターネットの検索で、<亜鉛欠乏症>で、ほぼ常にトップでヒットする様になりました。
しかし、(旧)亜鉛欠乏症のホームページの入力法が大変に複雑で、殊に、写真や画像の入力などが複雑で、簡単にHPの更新が出来ません。
 お伝えすべき症例や知見は数多くあり、新しく第二ホームページを本年5月26日に開設しました。

 猶、(旧)亜鉛欠乏症のホームペ-ジ:【Ryu.HOME】の内容は、この約10年間、幸いなことに現時点までに、少数の点を除いて殆ど修正すべき誤りは認められず、出来るだけ内容の継続性を目指して移行すべきものは移しました。しかし、【Ryu.HOME】は、その時々の掲示板の内容やその他のリンクを含めて、亜鉛欠乏症のHPとして纏まっており、また、将来訂正すべき事象等が発生した場合に、思考過程の検証のためにも、第二HPとリンクして残すこととしました。
 修正すべき一点は、亜鉛欠乏の症例では、亜鉛補充療法施行時の血清亜鉛値とAl-P値の変動が、特に、AL-P値の変動がそれぞれの症状・疾患によりシェーマとは異なることがあり、もう暫くの追跡・検討が必要で、第二HPや本掲示板の中で報告・記載することを考えています。

 第二HPでも、HPの掲示板など投稿欄・議論の場を育てて行きたいと考えていますが、本掲示板ほどには気軽に投稿・議論の場とすることが可能かまだ不明ですし、本掲示板に歴史と実績がありますので、しばらく休眠していましたが、再開することとしました。亜鉛欠乏症については、まだまだ、判らないことだらけですし、その知見の周知は本当に大切なことですが、まだまだ全く不充分で、多くの問題点があります。
 これまでと同様に、一般の方からそれぞれの専門家まで、奮ってご訪問・ご投稿いただければ幸いです。

 。

http://www.ryu-kurasawa.com

 

血清亜鉛値の補正について

 投稿者:倉澤 隆平  投稿日:2015年10月11日(日)18時17分30秒
  山下 ちさと先生

 血清亜鉛値のアルブミン値による補正は必要ない。亜鉛の充足・不足は血清中亜鉛のアルブミンとの結合と非結合に関係なく全血清値が意味を持つからである。

 血清亜鉛値は、先ず、“微量元素亜鉛の生体内での生化学的機能のどのような状態を示しているのか”明らかでない。その基準値は、(株)SRLによれば、65~110μg/dlである。
 当然のことながら、個々人にはそれぞれ至適な血清濃度があるようである。その平均値は年齢による変動があり、顕著な日内変動がある。さらに、採血より血清分離までの時間によっても変化し、食事摂取やその内容によっても変化があるとの論文もある。このように変動しやすい血清亜鉛値であるから、血清亜鉛値の絶対値のみで、単純に亜鉛の生体内での過不足、亜鉛値と臨床状態の関係を論ずることはできないし、また、基準値の範囲も大きな差があり、また、我々の統計からは各個の至適血清亜鉛値より、平均値で25μg/dl程の大きな低下で欠乏症状が顕在化する様であるので、アルブミン値による補正をする意味はないと考える。

 一方、血清Ca値は、その基準値は8.6~10.2mg/dl と範囲が狭い。
 さらに、補正が問題となるのは、Caイオン濃度が生体内機能として重要であるからである。

 申すまでもないことと思うが、血清Caは50%がアルブミンと結合し、残りがCaイオンとして存在するから、低アルブミン血症の時は実測値で低Ca血症となりうるが、Caの実測値から低アルブミンの補正をすればフリーのCa濃度が求められ、その値が正常値であれば生体内機能として問題を生じないので、低アルブミンの時は補正が必要となる。

講演や原稿やその他、立て込んで返事が遅くなり、失礼しました。

http://www.geocities.jp/ryu_kurasawa/

 

血清亜鉛値高値について

 投稿者:倉澤 隆平  投稿日:2015年10月11日(日)16時58分54秒
  松島のどか様

 血清亜鉛値が140から160ほどの値を示した症例について、何故か?とのご質問です。
 先ず、大前提として、亜鉛の生体内機能のこと、亜鉛欠乏症のこと、かなり判ってはきましたが、まだまだ判らないことだらけであること、お断りしておきたいと考えます。
 その意味で、疑問に思ったことは、疑問として追跡して、新しい知見として加えていただきたいと考えます。

 ただ、私共の診療所では、現在までに920名を超える亜鉛欠乏症疑い症例をエクセルで登録管理していますが、論理的亜鉛補充療法により症状が治癒し、①その個体の至適血清亜鉛濃度が150前後を超えると考えられる症例が10名余存在していることを確認しています。人間は純系でありませんし、症例数は少数ですが、あり得るものと考えています。200を超えた例も経験しています。
 その典型例は96歳の褥瘡症例です。午後の初診で褥瘡ですので、すぐ亜鉛補充療法を開始し、1ヶ月後亜鉛値96,2ヶ月後152,約3ヶ月後148で、褥瘡は治癒しました。
 その他には、②死直前の代謝系統が異常であるためでないかと考えられる症例と③多剤服用症例で、高値と低値がばらばらで、判断が付かないもの2~3例ありました。
 経口剤による腸管からの吸収障害は亜鉛欠乏症の原因となりますが、体内に入った薬剤が体内での亜鉛の動向にどのように関与しているのか?血清亜鉛値との関係がどうか?何にも判っていないと云って過言でありません。

 さて、先生の症例ですが、エルネオパ2号は経静脈の投与と採血時の関連がどうであったのか?その臨床症状と血清亜鉛値の推移がどうなのか?いろいろ情報が不足ですので、、、。

 
 

亜鉛高値について

 投稿者:松島のどか  投稿日:2015年10月 4日(日)10時46分8秒
  倉澤先生
初めまして。検査技師をしております松島というものです。

今回、亜鉛が140から160くらいの値を示した症例を経験しました。
症例は腹部大動脈瘤が原疾患で、腸管壊死を起こし切除となりましたが小腸は問題なく、鉄の値は正常値であることから吸収は出来る状態であると考えました。経管栄養でエルネオパ2号1500mlを数ヶ月入れていた方です。特に過剰に投与されていたとは思えないのですが、血清亜鉛値が高く出ていました。
そのためか銅は9と非常に低く出ていました。
銅が低かったためにこのような亜鉛高値となったのでしょうか?腎不全もあり、血清の亜鉛値は低くでるものとばかり思っていたのですが、亜鉛高値がどうしても説明がつかず困っています。
非常に分かりづらい説明で申し訳ありません。ご指導いただければと思います。
よろしくお願いします。
 

亜鉛値の補正

 投稿者:山下 ちさと  投稿日:2015年 9月12日(土)18時52分38秒
  倉沢隆平先生御机下
何時も、お世話になっております
今回はスマホからメールさせて頂きます
先日は、「小腸のない患者様の亜鉛の吸収」   の事で  お世話になりました。
今日は、亜鉛値についてお聞きしたいと思います。
アルブミンに80%くらい 結合しているようですが、 カルシウムの補正のように  亜鉛も補正が必要でしょうか?

よろしくご指導お願い致します。
                              山下 千知
 

亜鉛・銅の動態について

 投稿者:山下 千知  投稿日:2015年 8月21日(金)22時18分7秒
  倉澤先生
ご回答 ありがとうございました。 人体の不思議 です
8月1日 近畿亜鉛栄養研究会(宮田 學先生)に参加させて頂き 倉澤先生の元気なお姿を拝見することがきました  また ご指導よろしくお願いいたします
 

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