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明日、志枝に会う。
14年ぶりに。
いったい何を話すのだろう?
いや、話さなくてもいいのかもしれない。
あれから何度、空を見上げたことだろう。
君のもとへつながる空だと思って。
線路を眺めては、君のいるところにつながる線路だと思ったり。
この14年間、おれは何をしてきたんだろう。
この14年間、君は何をしてきたんだろう。
いろいろな会社でいろいろな本をつくった。
フランスにも住んだ。
いろいろな友達ができ、いろいろな女と付き合った。
君はおれの心に、癒すことのできない傷をつけた。
その傷は、おれの人生を豊かにした。
満たされない想いがあるから、満たされたいともがく。
もがくのに疲れたとき、君と会えることになった。
どうして君と会えることになったんだろう?
君とおれは、ソウルメイトなんだろうか?
おれは今でも君の心の中がわかるような気がするけど、君もそうなんだろうか?
わからない。
でも会えることが嬉しいよ。
志枝。
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